ComfyUI Panorama Stickers
手持ちの写真から 360° パノラマを作る LoRA と、ComfyUI 用のカスタムノードを公開しました。LoRA は画像生成モデル FLUX.2 [klein] の 4B と 9B 向けです。
写真は、撮った向きのまま 360° の景色の一部として置かれ、その周りを AI が描き足します。写真は何枚でも置けます。
写真を、360° の景色の一部として置く
写真からパノラマを作るなら、写真を参照画像として渡し、それをもとに描いてもらう方法もあります。ただその場合、写真は「こんな雰囲気で」という手がかりにすぎず、写真そのものがパノラマに残るとは限りません。どの方向に来るかも決められません。
今回は、写真の扱い方を変えました。360° パノラマは、自分を中心にした球の内側に、周りの景色を描いたものと考えられます。普通の写真は、その球をある方向から、ある画角で切り取った一枚です。それなら、写真を撮った向きと画角のまま球の内側に貼り戻せば、パノラマの一部は写真そのもので埋まります。残りを描き足せば、写真を含んだまま 360° の景色になります。
この「残りを描き足す」は、画像の欠けた部分を埋めるインペインティングそのものです。LoRA は、写真の部分だけが埋まったパノラマ画像から、全体を描き足すことを学習しています。

写真は何枚でも置けます。正面に海辺の写真、振り返ったところに街並みの写真、と別々に撮った写真をそれぞれの向きに置けば、その間を描き足して一つの景色にできます。
見回しながら置き、向きを決めて撮る
パノラマ画像は、球を平面に広げた横長の画像(正距円筒図法)で保存されます。この画像は上下の端ほど引き伸ばされているため、平面の上で写真を置くと、位置や大きさが見た目とずれてしまいます。カスタムノードでは、パノラマの中から周りを見回す画面で、見たままの向きと大きさで写真を置けます。
反対に、完成したパノラマから普通の写真を切り出すこともできます。パノラマの中で向きと画角を決めると、その方向にカメラを向けて撮ったような画像が得られます。同じ景色を、別の角度から撮った画像として何枚でも取り出せます。









